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それでも作家になりたい人のための…

『それでも作家になりたい人のためのブックガイド』/絓秀実、渡部直己(ISBN:4872331435)を古本屋で購入。 「第2講義<ブックガイド編>」では、見開きの右ページに作品からの引用、左ページに絓秀実か、渡部直己いづれかの批評が載る。すごく面白い。 美術…

美術手帖「フォトグラフィからデジグラフィへ」買った。 「デジグラフィ」って言葉は流通するんだろうか?ちょっとかっこ悪い。 「デジグラフィ」っていう手法の傾向のようなものより、自分が興味があるのはネットでの視覚体験とか戦争のイメージが「グラフ…

http://www.bijutsu.co.jp/bss/BSS_files/BT_top.html 次号のBT、デジタル写真特集(明日発売かな?)。たのしみ。

ナディッフで澤田知子の写真集ISBN:4861520126。400人分…その大量さで作品に説得力が増してると思う。ゼミの時の先生の言葉が思い浮かぶ。頭で思いつくことはそれ程みんな大差がなくて、どれだけ手を動かしたかが重要なんだと。どうも火曜日の報道ステーショ…

「破滅者/トーマス・ベルンハルト」ISBN:4276214122

グレン・グールドをモチーフにした小説。 すべて主人公の回想として語られる。『〜と彼は言っていたっけ、と私は思った。』とか。 時系列ではなく断片的な回想が積み重なっていく。 ベルンハルトの小説について「リヒター、グールド、ベルンハルト/杉田敦 IS…

借りた。

「歴史写真のトリック/アラン・ジョベール」ISBN:402255939X 「破滅者/トーマス・ベルンハルト」ISBN:4276214122 「現代住宅研究/塚本由晴+西沢大良」ISBN:4872751175

「デジグラフィ/飯沢耕太郎」ISBN:4120034887

何気に飯沢さんの本を読んだのは初めてだった。報道と広告と表現の分野での「デジグラフィ(=デジカメで撮影、あるいはフィルムからパソコンにスキャンしてつくられる画像)」の状況について説明している。 アジズ/クッチャーや、コッティンガムの作品が、…

借りた本 「デジグラフィ/飯沢耕太郎」ISBN:4120034887 「パスト・フューチュラマ/長澤均」ISBN:4845900092

同時に『ソフィ・カル――歩行と芸術』を新井さんから借りて読んでいる。

今日借りた本 『波止場日記/エリック・ホッファー』ISBN:4622051397 『写真の哲学のために/ヴィレム・フルッサー』ISBN:4326153407

エドワード・サイードの本、『オリエンタリズム』が予約待ちだったんで、『知識人とは何か』ISBN:4582762360いる。体制に異議申し立てをし続ける亡命者としての知識人。専門家ではなく、アマチュアの知識人。サイードはそれが現代の知識人の本当の役割だとし…

『ゲルハルト・リヒター 写真論/絵画論』ISBN:4473014665 2章(ノート)はリヒター自身が書き溜めた文章(日記?)。 フォト・ペインティングについて… 『写真は描かれることによって、もはや特定の状況についての伝達ではなくなり、そこで描写されたものは…

『ゲルハルト・リヒター 写真論/絵画論』ISBN:4473014665 一章はリヒターのインタビューと対談。一貫した主張のようなものがなかなか見えてこない。 「白黒写真はずっと直接的で、芸術的でなくて、だから信じられる。それで素人写真や、陳腐なものを撮った写…

『ポストコロニアル』小森陽一(ISBN:4000264354) 半分位読んだ。ポストコロニアル関連のいろんな言説を紹介する入門書みたいな本だと思ってたら、これが全然違った。日本の近代(開国→文明開化→帝国主義→敗戦後)をポストコロニアルな視点(?)で説明してい…

今日借りた本。 『思考のフロンティア ポストコロニアル / 小森陽一』ISBN:4000264354 『ゲルハルト・リヒター 写真論/絵画論』ISBN:4473014665 『写真論 / ピエール・ブルデュー』ISBN:4588002902延長 読もうと目星を付けてる本が何冊かあるけど、読書の習…

ブルデューの写真論しんどい…。これって絶版かな。

で、「永遠に女性的なる現代美術」にティルマンスについてどう書かれているかというと、「消費者としての私」、グローバルな情報資本主義型社会に塗りつぶされた「私」にたいして、ティルマンスの一貫した主題である「私」はかろうじて確保される城壁だとし…

『永遠に女性的なる現代美術』清水穣(ISBN:4473018865) モネの睡蓮とか、ポップアートを論じてる(再解釈してる?)章ではなるほど〜と思ったけど、奈良美智とかティルマンスのところはどうもピンとこない。 奈良美智のとこ 奈良は、可愛い記号の微小な部分…

目黒区の図書館で借りたもの。『永遠に女性的なる現代美術』清水穣(ISBN:4473018865)、『ドキュメント・ヨーゼフ・ボイス』西武美術館+WAVE+SPN、『写真論 その社会的効用』ピエール・ブルデュー(ISBN:4588002902)、『アメリカン・ニュー・ミュージック』E・…

http://www.parco-art.com/logos/foreign_book_200312/ Logos洋書バザール。忘れずに行くべし。

古本屋で100円でみつけたジャン・コクトーの『恐るべき子供たち(ISBN:4003256611)』をとてもゆっくり読んでいる。前に一度読んだのはたぶん角川から出てた方。写実的な文章の中に時折あらわれる隠喩がとても魅力的。

STUDIOVOICE 2004.1 『対談:飯沢耕太郎×角田純一』 ティルマンスの西洋的ではないパースのとりかた、浮世絵みたい、おたく(『コンコルド』を指して)。ティルマンスのプライベートフォト(に見える写真)はすべて演出との指摘。この点は結構重要な気がする…

『ヨーゼフ・ボイス ハイパーテクストとしての芸術』内、平山敬二『シラー美学とボイスの思想』 この論文、「美」という語が何度もでてくる。ここで言う「美」ってどういう意味かと気になってたら以下の文。 広い意味で美的であるということが人間と社会の根…

STUDIO VOICEの新しいのが出てた。link 特集は「I Love Photography 写真を変えた宿命のフォト・マスター69」。教科書的というか、現代写真史の中でおさえるとこをちゃんとおさえた内容。見開きで、ティルマンスのインスタレーションの展示写真があった。テ…

『ヨーゼフ・ボイス ハイパーテクストとしての芸術』を時間がある時にちらちらと読んでいる。日吉慶応の生協で購入。 ボイスの「社会彫刻」という考え方(普通の生活での営みが既に表現であり、社会という彫刻を形作っているという理解で良いと思う。たぶん…

『反写真論』倉石信乃 (ISBN:4309903630) 「あらかじめセットされた罠にひかかってくる批評を待ちかまえている写真論的作品や、自分が望んで掛かる罠の強化に余念のない批評を拒否したかった。写真論的作品が目論見どおりに評価され流通する現実に、何よりも…

『リヒター、グールド、ベルンハルト』杉田敦 (ISBN:462204255X) 「…いかにコンセプチャルなものであっても、いかにその内部に言語それ自体を抱え込んだものであっても、それはそれを受けとめる人間の内部の種々の要素間の瞬間的な力学で決定されなくてはな…

渋谷タワレコの洋書のフロアーに行ったら、森山大道の全集一巻目がはいってた。link 全集というだけあって、見たこと無い写真がいっぱいあった。どうも嫌な感じがしたのが、紙質と写真のレイアウト。結構いい紙を使ってたのと、静的な感じのレイアウトだった…