shin-go2003-12-09

『反写真論』倉石信乃 (ISBN:4309903630)

「あらかじめセットされた罠にひかかってくる批評を待ちかまえている写真論的作品や、自分が望んで掛かる罠の強化に余念のない批評を拒否したかった。写真論的作品が目論見どおりに評価され流通する現実に、何よりもまず感情的に反抗したかった。」

作品と批評の共犯関係…
ブックをつくるときとか、誰かに作品を見てもらうとき、コンセプトを言葉にする必要があるのは事実なんだけど、何らかの批評を想定したものに陥らないようにすること。
作品そのものについても。