2003-01-01から1年間の記事一覧

ブルデューの写真論しんどい…。これって絶版かな。

etc

http://mizushima-s.pos.to/lecture/2003/030507/030507.htm 監視カメラとプライバシー権、解りやすくまとまってる。

で、「永遠に女性的なる現代美術」にティルマンスについてどう書かれているかというと、「消費者としての私」、グローバルな情報資本主義型社会に塗りつぶされた「私」にたいして、ティルマンスの一貫した主題である「私」はかろうじて確保される城壁だとし…

『永遠に女性的なる現代美術』清水穣(ISBN:4473018865) モネの睡蓮とか、ポップアートを論じてる(再解釈してる?)章ではなるほど〜と思ったけど、奈良美智とかティルマンスのところはどうもピンとこない。 奈良美智のとこ 奈良は、可愛い記号の微小な部分…

目黒区の図書館で借りたもの。『永遠に女性的なる現代美術』清水穣(ISBN:4473018865)、『ドキュメント・ヨーゼフ・ボイス』西武美術館+WAVE+SPN、『写真論 その社会的効用』ピエール・ブルデュー(ISBN:4588002902)、『アメリカン・ニュー・ミュージック』E・…

art

http://d.hatena.ne.jp/motidukisigeru/20031116 『東浩紀の文章を批評する日記』より。ゲームラボでの東浩紀のマトリックス批評に言及してる部分。 「「マトリックス」の魅力の一つは、見る人がテツガク的なコリクツをこねたくなること……解釈の欲望をかきた…

art & river bankのalmanac2に作品のファイルを持っていく。ある人に結構きついことを言われて、それが当たっているだけに痛い。卒展の締め切りまであと2週間か。時間的にこれでいくしかないかなあ。むむむ… より自由な視点から作りたいと意識しつつ、実際…

今日、渋谷TSUTAYAで借りたもの。 半野喜弘/Lido(ASIN:B0000CD89K) ようやく見つけた。アンサンブルな路線とエレクトロニカ路線がうまいこと融合してて、なんていうかただただ美しい。 グレン・グールド/ゴルトベルグ変奏曲('55)(ASIN:B0000028NE)、グレン・…

昨日ちょっと触れたPhotographers Galleryについてartscapeに竹内万理子が書いている●link。確かにコンペで入賞しようとしたら「傾向と対策」になりかねない。自分もはみだす方に向いたい。(出来てないなあと反省しつつ) Photographers Galleryのサイトは→…

日吉の慶應で『Aria』の上映会●link。写真のシークエンスによる映像とモノローグ。 映像はすんなりと眼から自分の中に入ってくる。一方、発話されたモノローグはそうすんなりとは自分の中には入ってこない。解釈の過程でいったん滞る。しかし発話の速度は僕…

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東京都現代美術館、1/17-3/21『MOTアニュアル2004 私はどこから来たのか/そしてどこへ行くのか』●link 北島敬三の『PORTRAITS』が出品される。Photographers Galleryで以前見たとき強烈な展示だった。すべて白バックで白いシャツを着ていて、証明写真のよう…

http://www.parco-art.com/logos/foreign_book_200312/ Logos洋書バザール。忘れずに行くべし。

古本屋で100円でみつけたジャン・コクトーの『恐るべき子供たち(ISBN:4003256611)』をとてもゆっくり読んでいる。前に一度読んだのはたぶん角川から出てた方。写実的な文章の中に時折あらわれる隠喩がとても魅力的。

渋谷のアップリンク・ファクトリーでクリス・マイケル『ラ・ジュテ / サンソレイユ / 宇宙飛行士』の上映、link。ラ・ジュテは何度か観てるので、ちょっと分析的(?)に観てみた。写真1枚当たりの秒数、カットイン、フェードインの箇所。 サンソレイユは初…

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ヨーゼフ・ボイスで検索してたら、清里現代美術館link ってのがでてきた。どうやら私設の美術館みたいで、ヨーゼフ・ボイス、ジョン・ケージ、フルクサス、クリスト、ドナルド・ジャッド、ラウシェンバーグ、マルセル・デュシャン、アンディ・ウォーホル、ベ…

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『てんぴょう』のサイトで国立新美術館についての連載を発見。link 国立新美術館って公募展のための貸しスペースなのか…がっかり。こんなものつくらずに既存の美術館に予算をまわせばいいものを。 国立新美術館、link

Kiss FM、パトリック・フォージの番組12/8分link RESTLESS SOUL、DA LATA、DOMU、NEW SECTOR MOVEMENTS、BOBBI HUMPHREYと懐かしいのがたくさん。DKDってのは誰だろう?レーベルはBITASWEET、2000BLACKとウエスト・ロンドン系。

STUDIOVOICE 2004.1 『対談:飯沢耕太郎×角田純一』 ティルマンスの西洋的ではないパースのとりかた、浮世絵みたい、おたく(『コンコルド』を指して)。ティルマンスのプライベートフォト(に見える写真)はすべて演出との指摘。この点は結構重要な気がする…

『ヨーゼフ・ボイス ハイパーテクストとしての芸術』内、平山敬二『シラー美学とボイスの思想』 この論文、「美」という語が何度もでてくる。ここで言う「美」ってどういう意味かと気になってたら以下の文。 広い意味で美的であるということが人間と社会の根…

STUDIO VOICEの新しいのが出てた。link 特集は「I Love Photography 写真を変えた宿命のフォト・マスター69」。教科書的というか、現代写真史の中でおさえるとこをちゃんとおさえた内容。見開きで、ティルマンスのインスタレーションの展示写真があった。テ…

『ヨーゼフ・ボイス ハイパーテクストとしての芸術』を時間がある時にちらちらと読んでいる。日吉慶応の生協で購入。 ボイスの「社会彫刻」という考え方(普通の生活での営みが既に表現であり、社会という彫刻を形作っているという理解で良いと思う。たぶん…

課題のレポートで横澤典さん、片山博文さん、トーマス・デマンド、オリボ・バルビエリの作品について書いてみた。深川さんの『サイトグラフィックス考』から離れて、自分自身の印象を手掛かりにして。

art

武井さんの講義 芸術 ・体制にとって産業経済でとらえきれない、コントロールできないもの。 ・他人をかえるのではなく、自分をかえる。 ・合「目的」的活動(芸術以外の技術)ではない。 面白い講義ってのは、思想教育の側面が強いなあとつくづく思う。その…

『反写真論』倉石信乃 (ISBN:4309903630) 「あらかじめセットされた罠にひかかってくる批評を待ちかまえている写真論的作品や、自分が望んで掛かる罠の強化に余念のない批評を拒否したかった。写真論的作品が目論見どおりに評価され流通する現実に、何よりも…

Photoshopでせっせと制作中。 ベッヒャークラスでは80年代からPhotoshopの授業があったらしい。ん?80年代からPhotoshopがあったの?

『リヒター、グールド、ベルンハルト』杉田敦 (ISBN:462204255X) 「…いかにコンセプチャルなものであっても、いかにその内部に言語それ自体を抱え込んだものであっても、それはそれを受けとめる人間の内部の種々の要素間の瞬間的な力学で決定されなくてはな…

トマス・ルフのインタビュー。link 「…だから、写真というのは、誕生したその時から利用されてきたんです。一方、真実というのは、それを「信じる」グループごとの「真実」があります。いや、「同じような知覚の仕方をするグループ」と言った方がいいかもし…

三脚を持って秋葉原へ。かなり低めに三脚を立てて定点観測。通りに並んだ看板に人が囲まれてる感じを想像して低めにしたんだけど、自分が人に囲まれてる感じになるんだと気が付いた。 人通りが多くてかなり不審がられる。その反応もまた面白い。この方針で行…

渋谷タワレコの洋書のフロアーに行ったら、森山大道の全集一巻目がはいってた。link 全集というだけあって、見たこと無い写真がいっぱいあった。どうも嫌な感じがしたのが、紙質と写真のレイアウト。結構いい紙を使ってたのと、静的な感じのレイアウトだった…

Gilles PetersonのWorldwideってWebで聴けるのか。link 今は無きMuteki Recordでブートテープが売ってて、よく聴いてた。(ぼったくりの上、すごく音質が悪かった)ディーゴ周辺のbroken beats(死語?)がよくかかってた頃。ハーバートもよくかかってた。今…