本田健展 ギャラリーGAN 5/21-6/19

でかいモノクロ写真があるなーと思って、たまたま入ってみた。よく見たら写真ではなく鉛筆画だった。4×3メートル位はありそうな巨大なものが一点と他数点。離れて見るとコントラストが高めなモノクロ写真の質感。少し飛び気味のハイライト、黒く潰れたシャドー、背景のボケ、写真のように忠実という意味ではなく、写真のような鉛筆画。近づいて見るとモノクロ写真の染みのような点々ではなく、無数の鉛筆の線が密集している。巨大な作品とか、その途方も無い制作課程を想像するとぞっとする。